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text:Rie Shintaniの記事一覧(20 ページ目)

「大友さんと仕事ができるなんて思ってもみなかった」大森南朋『蟲師』インタビュー 画像
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「大友さんと仕事ができるなんて思ってもみなかった」大森南朋『蟲師』インタビュー

日本公開前に第63回ヴェネチア国際映画祭に出品されるなど、すでに世界から注目を集めている映画『蟲師』。かつての日本の自然界に生息し、不可解な現象を引き起こした“蟲”、その現象を鎮める蟲師ギンコの果てしない旅を描いたファンタジーである。漆原友紀の同名漫画に魅せられた大友克洋が映画化を熱望。自ら監督・脚本を手掛けた本作は『ワールド アパートメント ホラー』('91)以来、実に16年振りの実写監督作となった。

ハンカチをお忘れなく!『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』レビュー 画像
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ハンカチをお忘れなく!『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』レビュー

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』には泣かされっぱなしだ。原作を読んで泣き、テレビの特番で泣き、続く連ドラでも泣き、この映画でとどめを刺される。すでに知っているストーリーであるのに何故こんなに泣いてしまうのか──それは、リリー・フランキーのオカンが自分の母親に、そしてボクが自分自身として投影されるからに他ならない。随所で“母親の偉大さ”を感じ、いつの間にか樹木希林のオカンの顔が自分の母の顔にすり替えられ、涙が止まらなくなってしまうのだ。

パリが魅せる、18通りの恋物語『パリ、ジュテーム』諏訪敦彦監督インタビュー 画像
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パリが魅せる、18通りの恋物語『パリ、ジュテーム』諏訪敦彦監督インタビュー

あるテーマをもとにいくつものショートストーリーを綴っていく短編集。最近の邦画でも『世界はときどき美しい』(全5話)、『ユメ十夜』(全10話)など個性ある作品がお目見えしたが、フランス映画『パリ、ジュテーム』はそれらを凌ぐ18のストーリーで構成されている。そして、驚くべきは名だたる監督・キャストが勢揃いしていること。『アメリ』のプロデューサー、クローディ・オサールの呼びかけでコーエン兄弟、ガス・ヴァン・サント、ウェス・クレイヴンといった監督たち、ナタリー・ポートマン、イライジャ・ウッド、スティーヴ・ブシェミといった俳優たちが集まり、1話5分という短い時間のなかにそれぞれのパリを表現したのだ。

ロバート・アルトマン監督の遺作がいよいよ公開!『今宵フィッツジェラルド劇場で』 画像
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ロバート・アルトマン監督の遺作がいよいよ公開!『今宵フィッツジェラルド劇場で』

ロバート・アルトマン監督を知らないという人であっても、世界3大映画祭(カンヌ、ヴェネチア、ベルリン)で最高賞を受賞、米アカデミー監督賞は史上最多の5度ノミネートという受賞歴を聞けば、いかに素晴らしく、いかに才能ある映画作家であったのかが分かるだろう。本作『今宵、フィッツジェラルド劇場で』は、彼の代表作の一部『ナッシュビル』、『カンザス・シティ』同様に音楽を題材にしたトラジコメディ(悲喜劇)であり、また、2006年11月20日にこの世を去った(享年81歳)アルトマンの遺作でもある。

愛に国境はない、愛に障壁はない! 『素敵な夜、ボクにください』吹石一恵、キム・スンウ インタビュー 画像
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愛に国境はない、愛に障壁はない! 『素敵な夜、ボクにください』吹石一恵、キム・スンウ インタビュー

1998年長野冬季オリンピックで正式種目となり、2002年のソルトレイクでは4人の少女たちが日本女子代表チーム“シムソンズ”として世界に挑み、2006年のトリノではこれまでにない盛り上がりをみせた冬のスポーツ、カーリング。昨年は実話をもとにした映画『シムソンズ』が公開されるなど、その注目は年々高まってきている。そんな中、カーリングの面白さとカーリングを通じて生まれた恋をテーマにしたスポーツ・ラブコメディが誕生した。

おうちシネコンコラム vol.3 大波に襲われた豪華客船と、救助に命を懸ける男たち 圧倒的映像で魅せる海洋パニック・ドラマ! 画像
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おうちシネコンコラム vol.3 大波に襲われた豪華客船と、救助に命を懸ける男たち 圧倒的映像で魅せる海洋パニック・ドラマ!

豪華客船の沈没映画の代表作は…と聞かれて真っ先にジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』を思い浮かべる人は多いだろう。レオナルド・ディカプリオの出世作とあってその知名度はかなりのもの。しかし、その『タイタニック』に多大な影響を与えた映画があることをご存知だろうか。1972年に製作された『ポセイドン・アドベンチャー』──パニック映画の傑作と言われる作品だ。
その名作を34年振りにリメイクしたのが2006年に公開された『ポセイドン』。「災害の続く21世紀において、何の前ぶれもなく豪華客船を襲う悲劇を描いた『ポセイドン・アドベンチャー』をいい比喩として描きたいと思った」と、巨匠ウォルフガング・ペーターゼンがメガホンを取ったのだ。『エアフォース・ワン』、『トロイ』などハリウッド超大作を数多く手掛けるなかで本作は『U・ボート』、『パーフェクト ストーム』に続く3作目の海洋パニック映画となる。

主役を張れるキャスト22名総出演!『ボビー』レビュー 画像
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主役を張れるキャスト22名総出演!『ボビー』レビュー

ベトナム戦争、キング牧師の暗殺、ニクソン大統領の就任、ボビー(ロバート・F・ケネディ)の暗殺…1968年は衝撃的な事件の多い年だった。この『ボビー』はそんな歴史を変えた運命の日──アメリカ大統領候補ケネディ上院議員が遊説先のロサンゼルスのアンバサダーホテルで凶弾に倒れた最期の夜を描いたアンサンブルドラマだ。

僕を“生きる”、今を“生きる”『Life』綾野剛インタビュー 画像
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僕を“生きる”、今を“生きる”『Life』綾野剛インタビュー

中性的な色気を放つ俳優──『Life』に映し出されている綾野剛の印象を一言で表すとしたらそんな形容詞が当てはまるのではないだろうか。モデル、バンド活動を経て『仮面ライダー555』で俳優デビューを飾り、劇場映画初主演となる本作では、地方でキャンドル・アーティストの道を歩む青年・勇を演じている。日々の生活の中で繰り返される喜び、痛み、苦しみ、希望、愛…この『Life』は当たり前だと思っていたことを特別に感じさせる、不思議な力がある映画だ。

誰にでもある忘れられない恋の思い出『夏物語』イ・ビョンホン、スエ来日インタビュー 画像
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誰にでもある忘れられない恋の思い出『夏物語』イ・ビョンホン、スエ来日インタビュー

韓国、日本はもちろん、アジアで圧倒的な人気を誇るスター、イ・ビョンホンが『甘い人生』(2005)後、1年間の充電期間を経て挑んだ『夏物語』。“学生反乱の時代”“政治の季節”と呼ばれる激動の時代──1969年を舞台に、ある男女の忘れることのできない恋を描いた純愛物語だ。『純愛中毒』以来、実に4年ぶりのラブストーリー出演とあればファンならずとも期待は膨らむ! さらに今回は20代の大学生から60代の老教授という2つの年代を演じていることもあり、改めてイ・ビョンホンの演技力の深さに驚くことだろう。

どんな苦境であっても希望を『グアンタナモ、僕達が見た真実』ローヘル・アフマド、シャフィク・レスル来日インタビュー 画像
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どんな苦境であっても希望を『グアンタナモ、僕達が見た真実』ローヘル・アフマド、シャフィク・レスル来日インタビュー

2001年。アフガニスタンで戦闘に巻き込まれた4人のパキスタン系イギリス人の青年たち(アシフ、ローヘル、シャフィク、ムニール)は無実の罪でアメリカ軍に拘束され、テロリストとして米軍基地グアンタナモに送られてしまう。拘束期間は2年半──。彼らが再び自由を手に入れるまでを描いたのが、『グアンタナモ、僕達が見た真実』だ。世界中に衝撃を与えたこのショッキングな事件の当事者であるローヘル・アフマド、シャフィク・レスルが来日。映画化について、そして今の心境を語ってもらった。

そのリズムに体を乗せて歌いたくなる!『ドリームガールズ』レビュー 画像
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そのリズムに体を乗せて歌いたくなる!『ドリームガールズ』レビュー

先日、本年度アカデミー賞6部門にノミネートされたことが発表されたばかりのこの冬の注目作『ドリームガールズ』は、4年間に1,522回の公演を記録した同名ミュージカルの映画化。仲良し3人組で結成した女性ボーカル・グループが栄光をつかみ取っていく輝きを描いた、ブロードウェイ・ミュージカル史上燦然と輝く作品がスクリーンに登場するのです。

ファッション、メイク、スウィーツに釘付け!『マリー・アントワネット』レビュー 画像
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ファッション、メイク、スウィーツに釘付け!『マリー・アントワネット』レビュー

マリー・アントワネット。フランス国王ルイ16世の王妃。フランス革命の混乱の中ギロチンで斬首刑にされた女性──教科書で学ぶマリー・アントワネットは何故か“悪い”王妃という印象が強い気がする。ところが、ソフィア・コッポラの手にかかるとあら不思議。オーストリアとフランスの政略結婚の犠牲となった悲劇の女性というだけではない、王妃として、妻として、母として、ひとりの女性としてのマリーが何とも魅力的に映し出されているのだ。

おうちシネコンコラム vol.2 イギリスが生んだ伝説のロックバンドの誕生と最後──華やかな世界の裏に隠された美しきミュージシャンたちの人生 画像
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おうちシネコンコラム vol.2 イギリスが生んだ伝説のロックバンドの誕生と最後──華やかな世界の裏に隠された美しきミュージシャンたちの人生

ニルヴァーナ。衝撃的なサウンドと強烈なメッセージで時代の寵児となった、言わずと知れた伝説のロックバンドだが、1994年4月5日にカート・コバーン(ヴォーカル)が自ら命を絶ったことで幕を閉じた…。コバーンの死、そしてその少し前に親友であるリヴァー・フェニックスの死を経験していた監督ガス・ヴァン・サントは、彼らの死に大きな影響を受け、カート・コバーンへの追悼作品として『ラストデイズ』を製作した。『GERRY ジェリー』、『エレファント』に続く、ガス・ヴァン・サントの「人生の“最期”に対峙した3部作」の3作目となる本作には、時代の頂点を極めたロックアーティストが自ら命を絶つまでの最期の2日間──華やかな世界からは想像し難い孤独、絶望、不安、痛みが淡々と綴られている。

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