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【インタビュー】Charaから学ぶ、幸せに生きるためのヒント「自分が楽しいことが何かを知る」

『すべて忘れてしまうから』に出演中のCharaさん。単独インタビューでは、26年ぶりとなった演技の仕事から始まり、年齢を重ねて変わったこと・変わらないことなど、Charaさんの内面についても伺った。

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Chara「すべて忘れてしまうから」/photo:You Ishii
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  • 「すべて忘れてしまうから」Chara(C)Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」1話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」2話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020
  • 「すべて忘れてしまうから」1話 (C) Moegara, FUSOSHA 2020

自分にちょっとでも余裕がないと、人を愛する余裕は出てこない


――先ほどお話された新しいことに挑戦する以外に、Charaさんが日々の生活などでも指針にしていることはありますか? 魅力的に生きるヒントを知りたいです。

私は普段から音楽的に生きてると思うけど、このインタビューを読まれている方と同じように、普通に人間です…(笑)。なので、「人生を楽しみたいな」と思っているから、自分が楽しい・ハッピーなことが何かを知ることがいいじゃないですか。

年を重ねていくと、何がハッピーでこれが好きというのがたくさん分かってくると思うので、私もそれを大切にしてるんじゃないかな。家族も大好きで、友達も大好きだし。自分にちょっとでも余裕がないと、人を愛する余裕は出てこないと思うので、リラックスして生きていたいですね。そういうのに気をつけてるかも。あと、言葉に出してしまうと出したものは引っ込まないから、それも気をつけてますね。

――ハッピーに感じることについては、年齢を重ねるにつれて変わっていきましたか?

変わってますね。詞も書いているんだけど、言葉を紡ぐのがすごい好きなんです。若いときは、その辺に落ちてるような普通の言葉、要は「人がやってる使っている言葉を使いたくない!」みたいなのがあったんですよね。自分のオリジナリティーを理解してほしいのもあったのかな、新人さんは人と比較されちゃうじゃん

そういう時を経て、27歳くらいのときに長女のSUMIREを妊娠したんです。妊娠して子供が生まれてくるとなると、すごい責任感があって。小さな子供も理解する言葉を改めて勉強し始めて、そこで「普通の言葉はなんて素敵なんだ!」と意識がとても変わりました。

子供がいなかったときといるときで分けるとするならば、やっぱり全然違いましたね。前は、もうちょっと身勝手だったと思います。なんか心が豊かになって、いろいろ気がつける、気づきがすごいたくさんあるから、すごい優しくなったかな?

――今、何をやっているときが一番ハッピーですか?

私、大体何でもハッピーなんだけどね(笑)。「ああ、なんかうれしいな」と思うのが、子供たちが大きくなったので、ちょっと昔の母ちゃんとの出来事や思い出を、今の彼らと話して「ワハハ!」となるとき。何とも言えない楽しい雰囲気になりますね。「2回目の楽しみ」みたいなね。昔楽しかった出来事が、また今思い出せて話せて「すてき」と思うから、そういうのが楽しいです。

――今はSUMIREさんも佐藤緋美さんも俳優業をやられていますが、作品を観て感想を言い合ったりもしますか?

そうですね。娘のも息子のも観てチェックしてますね。感想を言うときもあるね。「意外と声が出ててびっくりしたよ」とか(笑)。作品を観ていて、「私の好きなこの俳優さんと一緒に出てるね! ママが好きだって言っといて!」とか(笑)。普通では考えられないけど、芸能一家だとそういう会話がありますね。

――もしかしたらちょっとしたことかもしれないけれども、幸せを見つけたりハッピーに変換するのが、Charaさんは上手なのかもしれないですね。

なんかそうですね。私、今ひとり暮らしなんですよ。子育てが終わって、みんな独立して。もともと家族と暮らしていたときから、アーティストでも、お母さんでも、1日のうちにどんなに子育てで忙しくても、ひとりでいる時間は本当に大切だと思ったんです。本当に忙しくて時間がなくても、寝る前のお手入れの少しの時間でも、みんなが寝た後に1杯飲んだりする時間とかでも、何でもいいんだけど…そういうルーティーンみたいなのが(自分を)支えるじゃん。そういうの、いいですよね。そういうのがうまいんじゃないかな。だから、意外とひとりでも、なんかやってるんじゃない(笑)。

『すべて忘れてしまうから』は毎週水曜日、ディズニープラス「スター」にて独占配信中(全10話)。
(C) Moegara, FUSOSHA 2020


◆ヘアメイク:杉田和人(POOL)
◆スタイリスト:小川夢乃


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《text:赤山恭子/photo:You Ishii》

映画ライター10年目突入 赤山恭子

1980年代生まれ、昭和の残党。兵庫県出身。日本大学芸術学部放送学科卒業後、出版社でエンタメ週刊誌、月刊誌の編集者に。その後、映画会社に入社しディストリビューター(権利販売)/映画サイトの編集者を経て独立。現在は映画、ドラマ、舞台などに出演する俳優、監督にインタビューや現場取材が主、アベレージ年間300本。趣味はお酒、英語の勉強、引越し。

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