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魔女がいっぱい(2 ページ目)

提供:ワーナー・ブラザース映画

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督作『魔女がいっぱい』が12月4日(金)より公開となる。 アン・ハサウェイがこれまでのイメージを一新するような、魔女軍団を率いる大魔女<グランド・ウィッチ>を演じた本作の魅力を掘り下げる。

どんなキャラクターもチャーミングに演じ切る!
アン・ハサウェイに魅せられて

(Illustration by Yuki Tomomatsu)

アン・ハサウェイは、魔女のような表現者だ。どんな役にも「化けて」しまう。『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』『オーシャンズ8』といったピースフルでゴージャスな明るいキャラクターから、『アリス・イン・ワンダーランド』の不思議ちゃん、『レ・ミゼラブル』の悲運な母、『モダン・ラブ』の闘病中の女性、『レイチェルの結婚』の薬物依存者、『シンクロナイズドモンスター』ではアル中といった、難役たちも見事にこなす。ノーラン作品では、宇宙飛行士にキャットウーマンまで! 毎作品、「こんな役もできるんだ……」と、新鮮な驚きを見せてくれる。アカデミー賞女優なのに気負うところがなく、いつだって軽やかに役と戯れる彼女。見惚れてしまうのも、当然だ。

そんなハサウェイが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督とのタッグ作『魔女がいっぱい』で扮したのは、清々しいほどに性悪なヴィラン。魔女を率いる子どもが大嫌いな「大魔女」を、嬉々として演じている。ダンスをするようにクネクネと体を動かし、びっくりするくらいの巻き舌と目力、そして衝撃的なビジュアルで強烈な印象を与えるが、こんなに“濃ゆい”演技を連発しながらも、キュートさが失われていないから恐れ入る。むしろ、突き抜けた表現が面白く、悪役ながら「もっと観たい」「どんどん活躍してほしい」という気にさせられるのだ。観客を引き込むオーラとエネルギーを、惜しげもなく見せつけてくれる本作のハサウェイは、まるで遊園地のアトラクションのよう。芸歴20年を越え、円熟期を迎えた彼女の底知れなさを、存分に感じ取られることだろう。
(text:SYO)

ファンタジー不足の2020年、
目と心がハッピーになる映画体験


2020年も様々な映画タイトルが公開されヒットを記録したが、例年に比べ、ファンタジージャンルの作品公開が少なく、ちょっぴり物足りなかった印象。そんな中、思いっきりファンタジックな世界観に浸れる作品こそ、『魔女がいっぱい』だ。舞台は60年代のお城のような豪華ホテル、主人公は最も美しく恐ろしい魔女、立ち向かうのはネズミに変えられた子どもたち…と、設定を並べるだけでも“これぞ”と膝を打つ夢と希望に溢れた世界観。ちょっぴりダークな要素もあいまって、ワクワクのストーリー展開には、子ども心がよみがえるよう。ホリデーシーズンに先駆けての公開になっているので、今年のクリスマスは『魔女がいっぱい』で、瞳から幸福になれる映画体験をしてみては。

『魔女がいっぱい』の主人公は、アン・ハサウェイ演じる美しくも恐ろしい魔女“グランド・ウィッチ”。本来はとんでもなく恐ろしい姿だが、ブランド品を身にまとい、高貴な女性として人間の世界で暮らしている。舞台となっている60年代を象徴するかのようなレトロモダンで、カラフルなファッションの数々は、観ているだけで心をパッと晴れやかにしてくれる。レディ度の高いアイテムを抜群のスタイルで着こなす、アンにもうっとり。また、魔女の陰謀で、ネズミに変身させられてしまう子どもたちは、それぞれ人間のときの雰囲気を残したままで、何とも言えないキュートさ。魔女に立ち向かっていくときのちょこまかした動きにも、くすりとさせられる。
(text:赤山恭子)


ロアルド・ダールの名作がロバート・ゼメキスの手で実写化

『魔女がいっぱい』の原作は『チャーリーとチョコレート工場』で知られる児童文学の巨匠ロアルド・ダールの傑作。恐ろしくも優雅な魔女軍団やキュートなネズミが登場し、ちょっぴり毒っ気のある、老若男女から愛される物語をスクリーンに描き出したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られる名匠ロバート・ゼメキスだ。さらに製作陣には『シェイプ・オブ・ウォーター』『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督らアカデミー賞受賞歴のあるビッグネームが名を連ねている。彼らの持ち味といえば、想像力いっぱいに細部まで工夫を凝らしてワクワクのファンタジー世界を構築しながら、ときに大人でさえドキッとするようなシュールさやダークなユーモアを忘れないこと。

本作でのアン・ハサウェイ演じる大魔女<グランド・ウィッチ>の再現はまさに最たるもので、ダールの児童文学ではお馴染みのクェンティン・ブレイクの挿絵イラストから飛び出してきたかのよう。また、終盤で魔女たちが次々に“変身”していくシーンも見どころで、その愉快さ、痛快さには胸が小躍りする。ゼメキス監督はこれまで、パフォーマンスキャプチャーを用いた3DCGアニメーションで『ポーラー・エクスプレス』『Disney's クリスマス・キャロル』とクリスマスの幻想的な絵本や名著を映画化してきたが、本作ではCG技術と特殊メイクも交えた実写を融合させ、そのこだわりの作風を存分に生かしたクリスマスに楽しめる作品を完成させている。
(text:編集部)

『魔女がいっぱい』

美しく恐ろしい魔女には、とてつもない秘密の企みが――。 60年代—とある豪華ホテルに現れたおしゃれな美女の集団。中心にいる、最も美しく世界一恐ろしい大魔女<グランド・ウィッチ>(アン・ハサウェイ)は、そこであるとてつもない秘密の計画があることを明かす。偶然ある少年は魔女集会に紛れ、その企みを知ってしまう。大魔女が少年をネズミに変えたことで、物語は世界中の魔女を巻き込んで思いもよらぬ方向へー。

公式サイト
提供:ワーナー・ブラザース映画
アン・ハサウェイ「楽しくてしょうがない」戦慄の“大魔女”真の姿公開『魔女がいっぱい』 画像
シネマカフェ編集部
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