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少女とナニーの深い愛の絆を描く フランス映画『クレオの夏休み』7月12日公開

2023年カンヌ国際映画祭<批評家週間>オープニング作品に選ばれたフランス映画『クレオの夏休み』(原題:Àma Gloria)の公開が決定。ポスタービジュアルと特報映像も到着した。

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2023年カンヌ国際映画祭<批評家週間>オープニング作品に選ばれたフランス映画『クレオの夏休み』(原題:Àma Gloria)の公開が決定。ポスタービジュアルと特報映像も到着した。

父親とパリで暮らす6歳のクレオは、いつもそばにいてくれるナニー(乳母)のグロリアが世界中の誰よりも大好き。ある日、グロリアは遠く離れた故郷へ帰ることに。突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の子どもたちと住むアフリカの家へ招待する。そして夏休み、クレオは再会できる喜びを胸に、ひとり海を渡り彼女のもとへ旅立つ…。

本作は、少女とナニー(乳母)の血のつながりを超えた深い愛の絆を、少女の目線で瑞々しくまっすぐに見つめた感動作。

横浜フランス映画祭2024に出品された際には、監督のマリー・アマシュケリ、クレオ役のルイーズ・モーロワ=パンザニ、プロデューサーのベネディクト・クーヴルールが来日。オープニングイベントでは、ルイーズは役所広司(同映画祭特別アンバサダーとして登壇)と並んでフォトセッションし、その愛くるしさが話題になった。

横浜フランス映画祭2024にて役所広司の隣に並んだルイーズ・モーロワ=パンザニ 全身「agnes b. ENFANT」(アニエスベー アンファン)のコーディネートで登場

撮影当時5歳半だったルイーズは、公園で遊んでいたところを偶然見出された演技未経験者にも関わらず、豊かな感情表現と存在感で世界中から絶賛を集めた。

監督は、本作が長編単独監督デビューとなる新鋭マリー・アマシュケリ。幼い頃にナニーの女性に育てられた実体験を、彼女への感謝の気持ちを込めて物語にしようと思い立ったことが本作の始まりだという。愛にあふれた物語の中に、移民の女性がナニーとしてフランスの少女を育てるという、現在の欧州にみられる経済格差の構図も潜ませた。

また、製作は『燃ゆる女の肖像』のLilies Filmsが務め、主要スタッフはほぼ全員が女性。揺れる幼い心象風景がアニメーションを交えた映像で綴られ、誰しもの心の奥にある“子どものころの記憶”を呼び起こし、優しく包み込んでくれる、夏休み映画にぴったりな一作となっている。

解禁となった映像では、グロリアの故郷で夏休みを過ごすクレオが、初めての冒険を父親に報告しようと嬉しそうに手紙を書いているワンシーンが切り取られた。

そしてビジュアルは、満面の笑みを浮かべるクレオと、彼女を慈しむように見つめ抱きしめるグロリアの親密な姿を捉え、深い愛情が伝わってくる多幸感に満ちた一枚となっている。

『クレオの夏休み』は7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開。


《シネマカフェ編集部》

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