ハルカ、ナナ、タカノリは連絡の取れなくなったバンドメンバーのソウタの家を訪ねる。しかし、彼の家は窓ガラス一面に新聞紙が張られており不気味な雰囲気で、彼の様子もどこかおかしかった。そこで不思議な力に導かれたナナが、部屋の奥に貼られている不気味なお札を外してしまい別の世界の扉が開かれる――。数か月後のある日、音楽プロデューサーのコウスケが目を覚ますと、彼は見覚えのないbarに縛られていた。そこには見知らぬ男、レンが近くに横たわっていた。コウスケは必死にレンに呼びかけるが…。別の世界が開かれた世の中でハルカとコウスケが出会い、再びあの家を訪れる。
宇賀那健一