アラゴアス州の小さな町で、若い聖女を目当てに大勢の信者が激しく踊るのを懸念した警察署長は、旧知の殺し屋、アントニオ・ダス・モルテスを招集した。信者の中に山賊がおり、アントニオは早速この男に致命傷を与えるが、次第に殺す相手を間違えていたのではないかと気づく。そんな中、地主の妻が優柔不断な情夫の殺害を持ちかけた。だが、同時に地主の雇った別の殺し屋一味も町に到着する。アントニオが真の敵を知るときには、彼らは信徒たちを惨殺しており、両者の対決はすぐそこまで迫っていた…。グラウベル・ローシャの代表作が見られる「グラウベル・ローシャ ベスト・セレクション」で上映。
グラウベル・ローシャ