マーベルが更新していく、“ヒーロー”の定義
ヒーロー映画といえば、屈強な男性が世のため人のために戦うのが従来のイメージ。しかし、マーベル映画の世界では、高校生から天才科学者まで、さまざまなタイプのヒーローが活躍してきた。
その流れに沿いつつ、多様性という点において1つのピークを迎えたのが昨年。マーベル映画初の黒人単独主役作品としてヒーローが活躍する『ブラックパンサー』は、映画における“ヒーロー”の定義をさらに大きく広げることに。人種や国籍を超えて世界中の少年たちに夢を与えるばかりか、マーベル映画初のアカデミー賞作品賞ノミネートを果たし、映画界の意識の変化をも感じさせる結果となった。そんな中、待ちに待った女性が単独主人公となるマーベル映画が誕生する。
1本の作品を背負って立つ女性ヒーローの誕生が、決して特別なことではない時代になってきたことを実感させる本作。“Time’s up”の気運が高まる昨今、映画界における女性の活躍はますます顕著なものになり、『アトミック・ブロンド』や『オーシャンズ8』などのように、強くたくましい女性たちが主人公になる機会が増えてきた。その意識的変化が加速する中、『キャプテン・マーベル』が公開。“私たち”に夢を与え、“私たち”の背中を押す『キャプテン・マーベル』が、マーベル映画の歴史に残る1本となることは間違いない!
ヒーローに性別は関係ない!「強さ」と「人間力」が魅力のキャプテン・マーベル
『キャプテン・マーベル』の主人公は、瀕死の重傷を負って記憶を失い、ヴァースという名を与えられ宇宙の遥か彼方でソルジャーとして戦いの日々を送る女性。過去の記憶を失っている彼女は、過酷な状況にも負けず、日々の訓練の中で自身の司令官とも互角の戦いぶりを見せている。そんなヴァースの過去に何があったのか? どのようにして彼女は最強ヒーロー“キャプテン・マーベル”へと覚醒するのか? 本編では、スリルと謎に満ちた物語が展開していく。
ただし、このヴァースという主人公、何事にもめげず、どんなときもユーモアを忘れない茶目っ気が魅力。敵の宇宙人に追いかけられても、そのせいで地球に不時着してもひるむことなく、自分にできる最善を尽くそうとする。そんな彼女に、周りの人々は唖然とされられたり、笑顔にさせられたり。強さの分だけチャーミングなヴァースを、熱心なアクティビストであるブリー・ラーソンが演じているのも頼もしい。女性の地位向上のために戦ってきたブリーの生み出すヴァースは、女性だから、男性だからという概念を超え、絶大な“人間力”を持つ存在。正義を愛する心があれば、戦う強さがあれば、誰でもヒーローになれることを教えてくれる。そもそも、ほとんどの男性よりは余裕で強い彼女。だからこそ、“女性ヒーロー”とくくるのではなく、“ヒーロー”と呼びたい。誰よりも強く、誰よりも心優しい“キャプテン・マーベル”が今までの“ヒーロー”の定義を蹴散らし、新しくする!
『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)より全国にて公開。
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html
『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html
〈提供:ウォルト・ディズニー・ジャパン〉